我が子の学校の様子を聞いてみて、おや?
と思ったことはありませんか?
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お友達の名前が全く出てこない
と聞いても、生返事だったり・・・
給食のメニューで返されたり・・・
ヲイヲイ、おまえ・・・
まさか、ぼっちか!?
そうツッコミたくなる気持ちもわかりますが、焦っても意味がありません。
ココは冷静になりましょう。
休み時間はいつもひとり
あれは忘れもしない、PTAの用事ついでに我が子のクラスを見に行ってみた時の事。
ちょうど休み時間で、子供達は校庭に行ったり教室内で談笑していたり、とても微笑ましい光景でした。
そして、その光景に似つかわしくない者がひとり。
ぽつんとひとり席に座り、本を読んでいます。
と思いながら、よくよく近付くと、
なんと我が子でした。
本気でそう叫びたくなりました。
なんだか、見てはいけないものを見てしまったような気がして、そっとフェードアウト。
幸い本人に私が見に行った事を気付かれなかったのは良かったです。
ぼっち情報を聞きたかったらさりげなく
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さて、帰宅後我が子に聞いてみたい事がある。
キミ、友達いないのかい? と。
でも、そんなストレートに言ったら傷付くだろうし、かと言って聞かないのもモヤモヤァァァ!!
しかしココは大人の見せ所ですよ奥さん!!
どストレートな確信に触れる質問は決して良くありません。
大抵の子供は親に心配をかけたくないとか、恥ずかしいとか、そういった理由で、世間一般からずれているであろう行動を教えたくはないのです。
更に、もしイジメられてのぼっちでしたら、子供は絶対に隠したいので嘘をつくかもしれないのです。
なので、私はさりげなく、さりげなーく今日の休み時間の過ごし方を聞いてみる事に。
素を出すと絶対ボロが出そうなので、今だけは女優になりきりましょう。
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我が家で実際に聞きだした時の話
我が家は、このような会話で聞き出しました。
お子さんの性格にもよりますが、私なりに精一杯綾瀬はるかを演じて穏やかに聞いてみたところです。
聞き出す時のポイント
さりげなく日常会話に織り込む
我が家は日常的に給食のメニューをきいているので、そこから自然な流れで持って行きました。
聞きだした後、その事について肯定する姿勢を見せる
例えば、本を読んでいるならその本読んでみたい、どんなタイトル?とか
絵を描いていたのなら、どんな絵を描いたの?とか。
ボーッとしていたのなら、ママもよくやるわぁ~・・・とか。
みたいな、あくまで親子の会話でさりげなく休み時間について聞いてみましたーのスタンスで。
ついでに自分の今日あった笑える話なんかもシメに用意しておくとベストですよ。
ハリー・ポッター文庫全19巻セット
ひとりでいられる子は強い
ひとりでいるからといって、無理矢理にでもお友達とくっつけようとしてはいけませんよ。
大人から見れば一人でいる我が子なんて不憫で寂しそうで可哀想で・・・
となります。
もしかして本人もそう思っているのかもしれません。
しかし、一人でいられる勇気を是非褒めてあげてください。
常に誰かと一緒でなければ不安
好きでもない子、嫌いな子と一緒にいる
そういう事をする子は流されやすい子が多いです。
もし親が我が子に対してひとりぼっちでいる事を否定し、常にお友達と一緒ではなければ等と自分の考えを押し付けてしまえば
多数いる周りの人間が悪い事をしたら、自分も同じ事をしなくては・・・
そういう危険な考えになりかねません。
一人でいられる子供は、実は自分の世界をしっかりともっている素晴らしい子供なんです。
お子さんがいつもひとりでいるから
放課後も誰とも遊ばないから
ご心配な気持ちは私も経験者なのでよくわかります。
しかし、心配しても状況が変わる訳でもなし
子供が自らの意思で行動しているのだから、何か危険な事や深刻なイジメでもない限り見守ってください。
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実はひとりの方が気楽だったらしい
我が子は、大勢タイプとは馴染めない子供でした。
クラスに大半いる騒がしい人などが苦手なようです。
しかし、いつもひとりだからといって学校がイヤと言うわけでもなく、(勉強はイヤだと言っていたが・・・)
我が子なりに楽しく過ごしていたようです。
クラスの子とは話が合わなかったから、それならば好きな本でも読んでいよう、という事で休み時間もぼっちをしていたのでした。
放課後もお友達と遊ぶより、家に帰ってゲームをしたり本を読んだり。
全くお友達と遊ぶ事をしていなかったのですが、学校で気を遣って過ごしていたから家ではリセットしたいのだろうと思うことにしました。
大人でも、仕事から帰ってきたら家でゆっくりしたい時、ありますよね?
子供でもそういうタイプがいるのです。
逆に、家が落ち着く心地よい場所と言う証拠です。
家で穏やかに過ごせないと外でストレス発散するようになってしまいますから、その子にもよりますがそっと見守ってあげるのが良いと思います。
現在
上記の話は小学校中学年~卒業前までの話です。
現在中学生ですが、中学校は小学校より生徒数も増えたからか、それともやっと気の合う友人が見つかったのか、勉強や部活の忙しい合間を縫ってはたまーにお友達と遊ぶようになりました。
今でも休み時間は大抵読書をして過ごしているようですが、こちらがぼっちでいる事について咎めたりしていないので、休み時間どのように過ごしているかをたまに本人から報告してくれたりします。
たまにオススメな本を図書室から借りてきてくれたりもします。
私もそれを読んで、一緒にその本について会話を楽しむ事も。
ぼっちだからといって、全部心配の種にしなくてもいいのです。
ぼっちでも本人が楽しそうなら大丈夫。
学校でなくても家で楽しそうでも大丈夫。
生きる糧があればそれで良いのです。
ひとりでいられる子はとても強いです。
それは大きくなってから
大人になってからも同じです。
ひとり=悪い・寂しい
ではありません。
ひとり=強い
です。
それに、お子さんが気が向いたしたら、いずれお友達と遊ぶ事もありますよ。
ちなみに今現在の私の心配事は教育費です・・・
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